*インタビュー先法人の都合により、掲載を取り下げさせていただく場合がございます。 |
![]() 国立長寿医療センター病院 看護部長 実をいうと私、人と話すのが苦手だったんです。 中学生の頃は、看護師さんってニコニコ笑っていたらいい(話ができなくてもいい)と思っていました。だから笑っているだけなら私にもできるだろうって…自分の印象で看護師になることを決めました。まあ、実際臨床で働いてみるとそんな考えはすぐに覆されましたが(笑)。 看護師は、人の命に直結する仕事、医学に関する知識、観察力、対話力も必要。それに教員としてトータル9年働いたので「人と話すのが苦手」なんて言っていられません。常に話をしなくてはいけませんし、相手の話も聞かなくてはいけません。今振り返ると「看護師」という仕事は、子供のころ想像していた憧れの雰囲気とは全く違う世界でした。
高齢者のための医療を確立・普及するために国立の高度専門医療機関(ナショナルセンター)の設置がすすめられ、当院は平成16年3月に開設されました(病床数338床、外来500人/日)。当院敷地内に研究所が併設されており、老化・老年病の最先端研究を推進しています。 ミッションは日本人の「健康長寿」をすすめていくこと。 超高齢社会の日本では、いかに健康に生活し続けるかが重要になってきます。 診療は医師だけではできませんから、医師と看護師が車の両輪のようにタッグを組んで取り組んでいく必要があります。当院には、高齢者看護開発チームがあり、特に問題となる認知症、口腔ケア、摂食嚥下、転倒転落など各チームで研究を重ねています。院内セミナーを企画したり、新人研修では高齢者の看護の基本的な部分を講義します。 さらに当院のこだわりをあげるなら、在宅医療支援病棟(20床)を開設していること。 在宅で療養されている方が急変、入院治療が必要となった時に在宅医の判断で当院の在宅医療支援病棟に入院していただきます。入院後は訪問看護師や介護関係者等との情報共有を図りながら治療・看護を行います。 自宅で療養したい、介護を受けたいと希望される高齢者の意向を最大限尊重する体制を整えるため、入院中から療養指導をすることで円滑に復帰できるよう支援しています。入院日数は2~3週間程度。このようなモデル事業を通して、地域で同様の病棟がどれほど必要か、どんなシステムが必要かという研究にも取り組んでいます。 お年寄りのお話をしっかりと聞いて、笑顔で接することができる方。老年看護の知識を深め、経験を積みたいという方は尚歓迎です!
仕事が辛い、責任のある仕事に耐えられないからすぐに辞めてしまう看護師が多いことはさみしいですね。私も新人の頃は沢山悩みました。患者さんの死の場面に遭遇すると「もっと何かできなかっただろうか」と、自分の無力さを感じてばかりいました。 同僚が教えてくれた「継続は力なり」という言葉があります。毎日大変なこともありますが、こつこつと続けることによって力になる、ということを教わりました。今では私の信念です。 辛いときは、自分が患者さんにできなかったことではなく、10の中で1つでも「できた」ことがあればそれを思い出してみてください。最初は、できないこと、やれないことばかり。でも続けていけばきっと理想の姿になれますよ。共に看護を続けていきましょう。
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