
社会医療法人生長会 ベルランド総合病院 理事・看護部長
一つ違いの姉が看護学校に進学し、寮生活をしていました。長期休みで実家に帰ってくるときは少ないお小遣いでお土産を買ってきてくれ、「こんなこと勉強した」「あんなことがあった」と楽しそうに看護学校の話をしてくれました。看護師になりたいと言うよりは、学生生活を満喫する姉がうらやましかったんですね。
しかし、いざ看護学校に進学すると憧れの寮生活には程遠く、ホームシックになってしまい…ベッドの中で泣いたこともありました(笑)。
患者さまの病状をアセスメントできる知識は必要ですが、机上の空論よりもベッドサイドのケアが重要であると思っています。患者さまとの関わりの中で、満足感をあたえることが必要。
私は結婚を機に退職し、以後7年間は子育てに専念していましたが、「せっかく取った資格を活かしたい」と復職しました。1982年、ちょうど当院が開設した年です。
私は、当院に来るまでほとんど臨床経験がありませんでした。復職当初「本当にやっていけるだろうか」とつらくなったときに、私に元気を与えてくれたのは患者さま。知識や技術がなかった分、どんなに忙しくても心をこめて患者さまと誠実に向き合おうと努力してきたつもりです。
患者さまからいただいた色紙が、今も私の宝物になっています。
「真心の看護忘れじ この胸に永遠に祈らむ 幸福の日々」
最高の看護サービスを提供するには「人の教育」が非常に重要と考えています。2004年には千葉大の舟島なをみ教授の指導の下、魅力ある院内教育プログラムの立案を目的とした3年プロジェクトが始動。千葉大看護学部が開発した学習ニード(学びたい内容)・教育ニード(教育するべき内容)診断ツールを用いて職員にアンケートを実施し、診断結果に基づいて、根拠を持った院内教育計画を立案することができるようになりました。これまでも院内教育に注力し、職員からも定評を得ていましたが、現在の院内教育に対する職員の満足度は90%近くにもなったんですよ。
看護職であることに自信と誇りを持っている人。
激動の看護界。変革を恐れず、チャレンジし続けられる看護師であって欲しいと思います。
今は看護の専門性が評価される時代です。看護技術にも診療報酬がみとめられるようになりました。社会が看護に求める役割期待も大きくなってきています。
当院では患者さまに良質の看護が提供できることを期待して、看護専門職の育成を全面的にバックアップしています。認定・専門看護師においては研修期間中の給与保証、学費も全額負担。交通費,住居費などの貸与。学会認定の資格取得は自費になりますが、合格すると奨励金を付与いたします。現在当院では認定看護師5名・専門看護師1名、呼吸療法士11名、内視鏡技師4名、糖尿病療養指導士6名など、多くの看護専門職が活躍しています。さらに認定看護師・専門看護師4名が研修中です。(2009年10月現在)
「良い看護をしたい」という想いに向かうエネルギーは、「看護をする喜び」を実感できたときに湧き出てくるものだと思います。資格を取るのも良い機会。自分の専門性が実践の場で活かせたときに、喜びや達成感を感じることができるでしょう。
あなたはどんな看護師になりたいですか?なりたい自分をイメージして目標に向かってあきらめないで歩んでほしい。本人の努力は当然ですが、看護管理者として制度や職場環境等できるだけ支援していきたいと思っています。
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法人概要 |
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ベルランド総合病院 |
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