*インタビュー先法人の都合により、掲載を取り下げさせていただく場合がございます。 |
![]() 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター 看護部長 中学2年生の頃、長く入院生活をしてきた母が亡くなりました。亡くなる2週間前、最期に見た母の姿が今でも忘れられません。お見舞いに行くといつも髪をきちんとセットし正座で迎えてくれた母が、寝たままで「おしっこしたいから便器を当てて」と言うのです。私は驚き「できない」と断ると、母は泣き出してしまいました。娘に排泄介助を頼むことが、気丈な母にとってどんなにつらかったことか。子どもだったとはいえ泣き出した母を見て「重大なことをしでかしてしまった」という負い目が私の中に残りました。それから、漠然とですが「もし私が看護師になったら、排泄ケアに気を遣わせない看護師になろう」と思うようになっていました。
月並みですが、看護の原点は思いやり・やさしさ・気遣いの「心」だと思っています。しかし「心」だけでは看護ではありません。正しい知識と判断力、経験を積んで、看護の「心」を看護の「技」に変えて提供できてこそ「看護」です。例えば褥瘡予防の取り組み。体位変換時の体の向きや角度、スキンケアの方法、栄養改善へのケア等、根拠に基づき患者さんひとりひとりの異なる状況に応じた看護ができなければ逆効果。「心」を「技」に変えて提供すること。これが、私の思う看護です。 2010年10月、新しく緩和ケア病棟がオープンします。患者さんの入院生活を豊かにすることをコンセプトに、衣食住を充実させたコンシェルジュ付全室個室病棟もあります。急性期の高度総合医療施設の中で緩和ケア病棟を持つのは、京都府下でも当院が初めてです。また、合わせて遠隔手術用ロボット「ダ・ヴィンチ」を導入予定です。全国145施設を有する国立病院機構の中で、当院が医療水準を牽引する大役を担っていきたいと思っています。「古都を支える新たなチャレンジ」をキャッチコピーに掲げ、近畿・日本に留まらず、ひいては国際的な病院にしていきたいというのが、院長はじめ全職員の希望なんです。
人の話にきちんと耳を傾けられる方です。新しい試みが始まる当センターで「習ってない」「できない」とバリアを張っていたら、身に付くはずのことも身に付きませんよね。 当センターに入職を考えてくださっている方は、今がチャンスだと思います。新病棟オープンまで1年弱。人員にゆとりがある今なら、先輩看護師と関わりながら当院の医療看護に十分馴染めるだけの研修期間を持つことができますし、病棟をローテーションしながら自分の適性を見極めることもできますよ。
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