
JA愛知厚生連 江南厚生病院 看護部長
「これからの日本を担っていくのは君たちだ。人の役に立つ人間になって欲しい。」
中学2年生のとき学校長が(先輩の)卒業式で話した言葉にハッとしました。
将来、どこに進むか、何になるかなんて全く考えていなかった私は、“日本を担うってどういうこと?人の役に立つ仕事は何だろう?”と結構真剣に考えました。
月に一度は保健室のお世話になっていた私がたどり着いた職業が看護師だったのです。
私の看護観は、その人らしさを大切にした看護を提供すること。
そのために看護師は、常に最新の知識や技術を身につけていなければいけないと思います。
看護学校3年生の実習で、胃がん末期の患者さんを受け持つ機会がありました。
歳も近い男性の患者さん。
痛みを緩和するために私が背中をさすると「手が疲れるでしょ。もういいよ」と気を遣っておっしゃるんですがご両親がさすると「痛いよ、もっとゆっくりやってよ」と本音をおっしゃるんです。
自分にできることは何もない。
助けられない、何もできない。傍にいるだけでも看護?でも患者に気を使わせるのは看護じゃない。そんなジレンマに悩んで辞めてしまおうとも思いました。
当時の指導者に「ご家族と看護師ができることは違うのよ」、そう言われてなんとか立ち直ることができました。きっと家族に背中をさすってもらうほうが、その方らしくいられた。今ではそう思えるようになりました。看護師がすべきことは患者の状態をよく観察し、患者の希望を尊重したケアを提供すること。そのためには常に学び続けなければいけないのだと思います。
当院は、江南市にある2つのJA愛知厚生連の病院(昭和病院、愛北病院)を統合し平成20年5月1日に江南厚生病院として開院しました。
33科の総合病院、病床数は678床。
血液細胞療法センター(46床)、循環器センター(50床)、こども医療センター(48床)、などの高機能センターと、NICU・GCU(15床)ICU(6床)救命救急病棟(24床)、 療養型病棟=54床、回復期リハビリテーション病棟=54床、緩和ケア病棟=20床。屋上には救急用のヘリポートを設置。
働く看護師にとっては、急性期~慢性期~終末期まで希望の部署を選べます。それに、病院長や事務長が看護部を大切にしてくれますので勉強に関しての経費は惜しみません。
こだわりという部分では、患者さんは勿論、職員にとっての安全、安楽も考えて病院の設計の段階から意見を出しました。例えばスタッフステーションの広さ、カンファレンスルーム、仮眠室の配置数など看護部からの希望をほぼ実現できましたので、見学にいらっしゃる看護師さんに「働きやすそう」とハード面にもお褒めの言葉を頂くことが多いです。
人が好き、人の話を聞ける、人にきちんと自分の意見が言える方を歓迎します。
目の前の患者さんは刻一刻と状況が変わりますので、「~さんが言っていました」「聞いていないので、教えてもらっていないのでやっていません」ではなく、自分の頭で考え、行動できる看護師になってほしいです。
25年以上、昭和病院に新卒入職してからずっと一度も辞めることなく働いてきました。
悲しみ、落胆…つらい思いなんて数え切れないんですよ(笑)。
もうごめんだ絶対辞めてやる、そんな窮地に追いやられることがあっても
やっぱり看護っていいなって思える瞬間がある。
それに患者さんや働く仲間など多くの「人」に励まされ、支えられてここまでこられました。
人の役に立ちたいから始めた看護師、自分磨きができる仕事だと自負しています。
結婚、出産など人生にはイベントがあります。
一度休んでもいいので看護師をずっと続けてほしい。
今度は私があなたを励まし、支えます。だからここで一緒に看護をしませんか。
| JA愛知厚生連 江南厚生病院 |
法人概要 |
| 本部所在地 |
〒483-8704 江南市高屋町大松原137番地 |
| 運営病院・施設 |
江南厚生病院 |
|
|