
医療法人山紀会 山本第三病院 看護総師長
母が病気で入院したのは私がまだ小学生の頃。私は末っ子だったこともあり入院中は母と同じ病室で寝泊りしました。看護師さんがテキパキと働く様子や、母が看護師さんを信頼しきっている様子を間近に見て、「看護師さんってすごいなぁ」と幼心に思ったものです。
ずっと「看護師になりたい」と思っていたわけではないのですが、何となく心の隅のほうに残っていたことが、進路を決める段になってふと蘇ってきたんですね。
私たちがどんな看護をすれば患者さんがより早く元気になって、ご自宅に帰れるようになるか。元の生活が営めるようになるか、ということを常に根底に置きながら、患者さんとご家族の立場に立って看護にあたることをモットーとしています。
私が当院に来て約30年。理念に「地域の皆様と共に歩む病院」とあるように、長く通ってくださるリピーターの患者さんも多いです。お見舞いに来たご家族にしても「あのときお腹が大きかった方が、お孫さんを連れて来られたのね」などと、ほほえましいエピソードがたくさんあるんですよ。
「良い医療は教育から」という理事長の方針により、病院全体として職員教育に力を入れています。
外部研修は多い月で5~6回、内部研修は月に1回は必ず行っています。研修費用は全て病院の負担です。
特に看護部には教育担当の看護師長がおりますので、研修内容も実にユニーク。院内ばかりじゃ面白みがないので定期的に市民体育館を借りてのレクリエーションや、日ごろの不満や不安を話せる食事会の機会を設けて看護師同士の親睦を図っています。先日はボーリング大会を開催しました。師長自ら買い物に行きラッピングをした、ささやかだけど手のこもった景品も用意しました。
なかにはお子さんがいるなどして研修に出席するのが難しい方もいますが、私は総看護師長として、看護師全員が月に一度は何かしらの研修に出席できるよう、できるだけ配慮していきたいと思っています。
今は患者さんがご自宅で療養される時代。退院後の生活のフォローも私たち看護師の仕事の一つです。
特に高齢の患者さんが多い当院では、ご家族に対し「病院ではこんな治療を行いました」「ご自宅ではこう対応してください」と、的確な指導・教育ができる看護師であってほしいと思います。
しかし、看護師は患者さんが健康になってご自宅に帰れるよう最善を尽くすのはもちろんですが、「私は頑張った」という独りよがりではダメなんです。患者さんの平安な生活が守られているのは多職種の協力体制があってこそ。ケアマネージャーやヘルパー等地域の方々とコミュニケーションを取りながら、看護の役割を果たしていけると良いですね。
山紀会では急性期医療を担う当院の他、慢性期医療の山本第一病院と複数の介護施設を運営しています。目指す看護の方向性や、ライフスタイルに沿って職場を選んでいただくことも可能です。高齢者看護に携わりたくて当院に入職してきた方や、産休後に夜勤の無いデイサービスで復帰を果たした方もいます。
興味はあるのに幅広い知識が必要とされる高齢者看護に不安を抱いている方も、まずは教育体制の整った当院で基礎をしっかり身に付けていただけるので安心して来てくださいね。
| 医療法人山紀会 山本第三病院 |
法人概要 |
| 本部所在地 |
〒557-0063大阪府大阪市西成区南津守4-5-20 |
| 運営病院・施設 |
山本第三病院 |
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