*インタビュー先法人の都合により、掲載を取り下げさせていただく場合がございます。 |
![]() 武田病院グループ 看護人材センター センター長 母が看護師だったので身近な職業でした。それから遠縁にあたる女性が大学病院の師長でキリっとした雰囲気が印象深く、子供ながらにもその姿をかっこいいと記憶していました。高校3年の進路を決める時、母の勧めもあり看護学校を受験。修学旅行以来、憧れていた京都の看護学校を選びました。入試に合格したことで看護師になることは自分の宿命だと当時は勝手に解釈しましたが、本音を言うと、看護学生のユニフォームが可愛らしかったこと、(入試が早かったので)受験勉強から解放されること、京都に住めることが理由で看護学校に入学しました。
“看護が患者さんに苦痛と不安を与えてはいけない”が私の看護観です。 それを実践するためにはありきたりかもしれませんが【サイエンスとアート】が必要です。サイエンス(学問・知識)に関するエピソードを挙げるなら、術後管理で水分出納の判断を誤ったことがあります。幸い先輩看護師の適切な対応で大事に至りませんでしたが、「看護師は、こんなにも患者さんに責任を持つ仕事なんだ」と、専門知識の必要性を痛いほど感じました。 アート(?)の部分では、看護師としての感性が大いに求められること。患者さんの苦痛・不安を緩和し、いかに免疫力・自然治癒力を高めることができるか、あるいはその人らしい最期を迎えられるようなサポートができるかは看護師の感性によるところが大きいといえます。患者さんの痛みや思いを共感できるかどうかで看護師のかける言葉も表情も変わってくる。つまり看護の質が決まります。 サイエンスとアートはどちらも切り離せないもの。そして看護師を続けることでその意味を感じられることでしょう。 「思いやりの心」が溢れたハイレベルなトータルケアを実現すること。 “思いやり”とは相手の気持ちを理解しようとする心。でも20代の若いナースには「相手の立場になって」「高齢者の気持ちになって」と言っても難しいかもしれない。そんな時は、家族に置き換えてみるように伝えます。「あなたのおじいさんが突然ご病気になられたら、あるいは働きざかりのお父さんが突然交通事故に遭われたら…仕事、家族への不安があるでしょう、そんな時はどのような声をかけますか?」と。
人が好き、信頼される、仲間とうまく交流ができる、看護職に誇りを持てる、チャレンジャーである…など理想をあげるときりがないのですよね(笑)。まずは武田病院グループの理念に共感してもられる方と一緒に働きたいですね。 看護職を続ける中で様々な問題にぶつかることでしょう。私自身を振り返っても何度悩んだかわからないほど…。しかしこうして続けられたのは、支えてくれる人がいたから。 子供が小さい頃、夜勤に出る時なかなか寝付いてくれない。夫が協力してくれましたが、そんな姿を見て看護師を続けるべきか迷うこともありました。ですが、子供が大きくなるにつれ泣き声が声援になり、看護師として働くお母さんをテーマに作文を書いてくれたことも…。実習指導をしている時は学生のがんばりに勇気をもらい、師長をしている時はスタッフに支えられました。そして何より患者さんから教わることが多かった。少々落ち込んでいても患者さんと話しているといつの間にか笑顔になり、悩みも忘れていました。 看護とは人とのかかわり。その中で自分も人間として成長できる有り難い仕事です。
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