
医療法人社団 青葉会 一橋病院
もともと姉が看護師を目指していて、私の人生の選択にも自然と看護師が入ってきていました。
私自身が看護師を目指す決め手となったのは、看護学校を見学した時に出会った先輩のおかげです。その方は道に迷って困っている私に対して優しく校舎を案内してくれました。しかもその先輩は、私の合格発表の時に待っていてくれ、合格したお祝いにとお食事まで誘ってくれました。全くの他人に対して、そこまでしてくれる方、そうそういないと思います。
その先輩は指示待ちの看護師ではない、「自分で切り開いてやっていく看護師」を目指して、なんでも率先して動く方でした。今でいう訪問看護を目指していたのかと思います。
そんなやりたいものをきちんと持って行動する看護師として、先輩の姿に憧れていました。
基本である笑顔・気遣い・心配りはもとより、その人に必要なことは何なのかを常に考え、可能な限り実践することが看護ではないでしょうか。
以前働いていた病院で、交通事故にあった17歳の高校生を看護した経験があります。
交通事故による前額部の陥没骨折・意識障害・失明さらに脳炎を併発し、生死をさまよっていました。
そこで私がとった行動は、朝は早く行っては、意識はないのですが「おはよう」と声をかけ、ひどく動揺していた母親に対して「今後についてどうしていくべきか」と、悩みを聴き、自宅でできるアドバイスに努めました。少年に対して誠意を持って対応したのはもちろん、両親と信頼関係を築きましたね。
基本である笑顔・気遣い・心配りは心がけ、「その人に必要なことは何か」と考え、当時25歳でしたが、可能な限り実践しました。
ですが今思えば「もっと何かしてあげられることがあったのではないか」と思うことがあります。だからでしょうか…自然と、“その人に必要なことは何なのかを常に考え、可能な限り実践する”という考えが根付き、現在に至るのは。
地域に密着した医療を掲げ、地域連携室やMSWを中心に地域の医院や病院などと連携を取り、地域に暮らす人々のニーズに答えています。
トータル的に診られる病院を目指していますが、99床の小規模な病院です。看護師にとって働きやすい環境があってこそ病院は成り立つと考えているので、そういう面でのこだわりは強いです。
現在、希望休取得率90%を確保、残業平均時間は一日30分以下、夜勤の翌日は原則お休み…等、看護師が、仕事も生活も両立できるような体制を整えています。この環境を崩さずに、地域のニーズに最大限に応えられるよう、今後も努力していきたいと考えています。
人間が大好きで、人に気配り・思いやりを持てる人と働きたいです。
看護を行なっていると感動を覚えることが時々あります。その時がまさに本当に看護師になって良かったと思える時ではないでしょうか?
先ほどお話した17歳の患者様には続きのお話があります。
最初は意識状態も悪く、失明も考えられる状態で入院してきた患者様でしたが、状態が安定して車椅子で退院。ですが、数ヵ月後に病院へ受診にきた時は、なんと歩いてきたんです。
その子を知っている看護師は口々に「元気になってよかった」と感動のあまり涙流しました。
患者様のことで、涙を流したりできるのはやはり人が好きだからこそできること。こういった感動の場面を一緒に分かち合いたいものですね。
様々な社会の変化と共に、看護師もワークライフバランスを考えることが必要な時代になったとつくづく感じています。
あなたはどんな看護を目指していますか?
勉強もキャリアアップも大事ですが、今のあなたにとって仕事と生活を両立できることを一緒に考えましょう。いったん非常勤になって、子育てに専念してもいいじゃないですか。看護に常勤、非常勤の差なんてあってはいけない。やっている看護はみんな同じなのだから。私はどなたにも看護のプロであって欲しいと考えています。
子育てしながら看護師として働き続けたい方もブランクがある方も、看護のすばらしさを感じるために一緒に働きませんか??
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