大阪市福島区は繁華街が集中する梅田から1駅となりに位置する場所です。この場所の最大の魅力は立地の良さでしょう。JR環状線、JR東西線の2路線のほかに、阪神本線、大阪市営地下鉄千日前線が走り、各路線の駅も近くに密集しているため乗り換えに困ることはありません。ミナミと呼ばれるなんば方面はもちろん、神戸方面にも乗り換えなしで行くことが出来ます。
福島区はパナソニックが生まれた土地で、昔は工場が数多く立ち並ぶ工業地帯でした。現在は宅地開発が進み、高層ビルや商業施設が数多くある一方で、福島駅や野田駅は昔ながらの商店街が存在します。様々な飲食店も軒を連ね福島駅界隈は有名グルメスポットになっています。また、商店街のほかにもスーパーが多数あり、下町の人情味にあふれた街は治安も良く、不便な生活を送ることはありません。
区の南側には堂島川が流れ、区の再開発事業のメインになる「ほたるまち」のほたるまち港(旧福島港)、中央卸売市場前港の2つもの港があり、ほたるまち港は区が積極的に行っている再開発地域の中心であり、多くの複合施設が密集する魅力的な場所です。中央卸売市場前港では2,3か月に1度「ざこば市」という朝市が開かれ、新鮮な魚介類や野菜が並び、2つの港はそれぞれに魅力のある地域になっています。昔ながらの人情あふれる街の姿と再開発が行われ新たな面を見せる福島区ですが、福島区が行う再開発は地域に住む人々の意見を反映しながら行われています。取り組みとして緑化活動を積極的に行ったり、音楽イベントの開催など区の取り組みは多岐にわたります。