面接の心構えができた所で早速面接対策に移りましょう。
- 応募先の情報収集
- 面接で聞かれそうな事をまとめる
- 回答をスラスラ話せるまで声に出して練習する
- 応募先への質問を考える
上記4つは押さえておきたいポイントです。
まずは応募先の情報収集です。こちらは求人応募の際に一通り調べている方も多いと思いますが、今回は「応募先への質問」に繋げられるような情報収集を行いましょう。
また応募先の特徴や魅力的な部分をまとめておくと面接の前に再度見直せるのでオススメです。
次に「面接で何を聞かれるか」です。応募先によって質問内容はさまざまですが、良く聞かれる質問があるのでいくつかご紹介します。
- 自己紹介(面接のお礼→職務経歴→自己PR(強み)などを2~3分で)
- 職務経歴
- 志望理由(数ある病院の中でなぜその病院を選んだかという点を具体的に)
- 強み/弱み(特に弱みはその部分とどう向き合っているかまで伝えましょう)
- 将来のビジョン(入職後、その病院でどのようなポジションでどのような事をやっていきたいかを具体的に)
- 成功体験/失敗体験
これらは詰まることなく答えられるよう準備しておきたい項目です。
特に面接の際に聞かれる退職理由は、職場の不満などネガティブなものになりがちです。そのまま伝えてしまうのはNGで、必ず前向きな理由に言い換えて伝えるようにしましょう。
また弱みや失敗体験などもマイナスな要素ですが、相手側が知りたいのは
「客観的に見ることができているか」「問題解決しようとする意識があるか」です。
弱みや失敗体験等を話す際は、最後に克服するためにどうしたか(どうしているか)を付け加えるようにすると良いでしょう。
・社会人としての一般的常識があるか
・長く働いてくれそうな人材か
・協調性があるか
続いて、ある程度頭の中で質問への回答が固まってきたら声に出し詰まることなく話せるようにします。
面接時は緊張状態で頭が真っ白に!という事もあります。そんな時でも声に出し何度も繰り返すうちに自然と言葉がでてくるようになります。
面接が苦手、人前で話すのが苦手という方は特に
何回も練習しておくことをオススメします。
最後に
応募先への質問です。面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いため、必ず準備しておきましょう。 質問は1~2つではなくなるべく多く用意しておくと良いです。相手側が先に説明してくれる場合があり、手持ちの質問が少ないといざ質疑応答になった時に聞くことがないという状況になりかねないからです。
ご自身で予め気になっている点があれば積極的に質問するようにしましょう。ただどうしても思いつかない!という場合にいくつかサンプルをご紹介します。
- 入職前にしておく事はあるか
- 入職後に研修などはあるか
- 募集しているポジションで働いている看護師は何人くらいいるか
求人票やホームページにはどんな雰囲気なのか、働いている看護師さんのキャリアや年齢など詳しく記載されていないことが多いため、
「就業先がどのような環境か」という事を質問しておけばご自身がその職場で働くイメージもしやすくなります。