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看護師が面接に臨むにあたっての心構え
公開日:2022/03/08 更新日:2022/03/08

ナース専科

書類選考が通過し、いざ面接!となった時「何を聞かれるんだろう」「緊張して上手く答えられないかも」と急に襲ってくる不安感。
そんな時に備えて『面接への心構え』や『対策』、ちょっとした『豆知識』などをご紹介します。

看護師が面接に臨むにあたっての心構え

目次

1.面接への心構え

転職活動の「面接」慣れをしている人はそこまで多くありません。
ですので、何を聞かれるか、どんな人が面接官として出てくるのか、など情報量が少ない状態で臨む面接に対して不安に思うのは当たり前です。もしかすると緊張していないかのように堂々と話す人でも、内心はとても緊張しているかもしれません。面接では緊張して当たり前なのです。『緊張しないようにする』ではなく、『緊張していても思いを伝えられる』ように準備をしていきましょう。

まずは面接に臨むにあたって心得ておきたいポイントは以下の3つです。
  • 身だしなみは清潔感がある服装を
  • 時間には余裕を持つ
  • マナーを守る
面接時の服装は基本スーツスタイルです。もしスーツが用意できない場合は必ずジャケットを羽織るようにしましょう。

2つ目のポイントは会場に10~15分前に余裕を持って到着できるようにすることです。
当日は電車遅延や急なトラブルが発生することもありますので、なるべく余裕を持って行動するようにしましょう。

最後はマナーを守ることです。
面接までの待機時間に携帯をいじらない、コート等は入口に入る前に脱いでおく、挨拶ははっきりと相手に聞き取りやすい声で、など社会人として当たり前のマナーですが緊張していると忘れがちに。会場に到着した時から面接が始まっていると思い、意識した行動をとることが大切です。

※病院や施設見学時、職員や患者・入居者様へ挨拶ができているかもよく見られるポイントです!

気をつけたいポイント

面接時間に遅れそうな時は、遅刻がわかった時点ですぐに『電話連絡』をしましょう。メールだと相手が気づかない事もあります。

2.面接対策

面接の心構えができた所で早速面接対策に移りましょう。
  • 応募先の情報収集
  • 面接で聞かれそうな事をまとめる
  • 回答をスラスラ話せるまで声に出して練習する
  • 応募先への質問を考える
上記4つは押さえておきたいポイントです。

まずは応募先の情報収集です。こちらは求人応募の際に一通り調べている方も多いと思いますが、今回は「応募先への質問」に繋げられるような情報収集を行いましょう。

また応募先の特徴や魅力的な部分をまとめておくと面接の前に再度見直せるのでオススメです。
次に「面接で何を聞かれるか」です。応募先によって質問内容はさまざまですが、良く聞かれる質問があるのでいくつかご紹介します。
  • 自己紹介(面接のお礼→職務経歴→自己PR(強み)などを2~3分で)
  • 職務経歴
  • 志望理由(数ある病院の中でなぜその病院を選んだかという点を具体的に)
  • 強み/弱み(特に弱みはその部分とどう向き合っているかまで伝えましょう)
  • 将来のビジョン(入職後、その病院でどのようなポジションでどのような事をやっていきたいかを具体的に)
  • 成功体験/失敗体験
これらは詰まることなく答えられるよう準備しておきたい項目です。
特に面接の際に聞かれる退職理由は、職場の不満などネガティブなものになりがちです。そのまま伝えてしまうのはNGで、必ず前向きな理由に言い換えて伝えるようにしましょう。
また弱みや失敗体験などもマイナスな要素ですが、相手側が知りたいのは「客観的に見ることができているか」「問題解決しようとする意識があるか」です。

弱みや失敗体験等を話す際は、最後に克服するためにどうしたか(どうしているか)を付け加えるようにすると良いでしょう。

面接官はここをみている!

・社会人としての一般的常識があるか
・長く働いてくれそうな人材か
・協調性があるか

続いて、ある程度頭の中で質問への回答が固まってきたら声に出し詰まることなく話せるようにします。
面接時は緊張状態で頭が真っ白に!という事もあります。そんな時でも声に出し何度も繰り返すうちに自然と言葉がでてくるようになります。

面接が苦手、人前で話すのが苦手という方は特に何回も練習しておくことをオススメします。

最後に応募先への質問です。面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いため、必ず準備しておきましょう。 質問は1~2つではなくなるべく多く用意しておくと良いです。相手側が先に説明してくれる場合があり、手持ちの質問が少ないといざ質疑応答になった時に聞くことがないという状況になりかねないからです。
ご自身で予め気になっている点があれば積極的に質問するようにしましょう。ただどうしても思いつかない!という場合にいくつかサンプルをご紹介します。
  • 入職前にしておく事はあるか
  • 入職後に研修などはあるか
  • 募集しているポジションで働いている看護師は何人くらいいるか
求人票やホームページにはどんな雰囲気なのか、働いている看護師さんのキャリアや年齢など詳しく記載されていないことが多いため、「就業先がどのような環境か」という事を質問しておけばご自身がその職場で働くイメージもしやすくなります。

3.転職の豆知識

転職の豆知識
最後に知っておくと役に立つ豆知識、『言葉遣い』についてです。
普段から使う機会の多い敬語ですが実はその使い方間違っているかも・・。
面接の時に気を付けたい言葉遣いをいくつかピックアップしました。
二重敬語に気を付ける
×「志望させていただきました」→◎「志望しました」
×「ご質問させていただいてもよろしいでしょうか」→◎「質問をしてもよろしいでしょうか」
意外に使いがちな「~させていただく」という敬語ですが、基本的に『相手から許可や利益を受ける、目上の人に従うなど』に使用し、『こちら側が一方的にこれをすると宣言する場合』は適切な使い方ではありません。
また「拝見いたしました」という敬語も誤りで、正しくは「拝見しました」が正解です。
相槌に気を付ける
×「了解しました」「わかりました」→◎「承知いたしました」「かしこまりました」
×「なるほど」→◎「さようでございますか」
×「大丈夫です」→◎「問題ございません」
緊張している面接では、ついうっかりいつもの言葉遣いが出てしまう可能性があります。なるべく普段から正しい敬語を使うように意識できると、いざという時に自然な敬語が使えるようになります。

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