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転職を考えた時から始める事前準備
公開日:2022/02/14 更新日:2022/02/14

ナース専科

「転職したい」と思った時、すぐにでも転職したい方や半年後、1年後を想定されている方までタイミングは人それぞれです。

ご自身のタイミングでベストな転職が出来るよう「転職したい」と思った時から事前準備を始めましょう。

転職を考えた時から始める事前準備

目次

1.転職理由の洗い出し

お給料が仕事に見合っていない、やりたい業務ができない、職場の雰囲気があわない…

転職したいと思う理由は色々とあると思いますが、突然転職しようと思った場合でも、思いついたきっかけがあるはずです。まずはネガティブな理由でもポジティブな理由でも本音ベースで「なぜ転職したいのか」「きっかけは何だったか」を振り返ってみましょう。

また転職理由と合わせて「今後どのような職場で働きたいか」、「どんな事を実現させたいか」という事も考えておくと、次のステップである「条件の優先順位付け」もしやすくなりますし、転職活動を開始した際に用意する履歴書や職務経歴書なども作成しやすくなります。

2.条件の優先順位をつける

転職理由の洗い出しが出来たら次に譲れない条件の優先順位をつけます。

お給料が良くて自宅から近い、さらに日勤のみのお仕事で…etc

今よりもより良い職場に転職したいと思えば希望の条件もたくさん出てくると思います。
ただ希望が増えれば増えるほど、条件の合致する求人が少なくなり転職も難しくなるため、転職理由の振り返りをした中から改善したい理由の順位付けをします。

3.自分の強みを知る

自分の強みを知る
普段から意識している人でなければ自身の強みをすぐに挙げられる人は多くありません。
また考えても自分の強みが見つからないと悩まれる方も多いのではないでしょうか。

まずは自分が今までどのような働き方をしてきたか振り返ってみましょう。
「強み」と言っても「管理職の経験があるから責任感がありリーダーシップが取れる」「看護師としてこのスキルを身に着けたから向上心がある」というものだけでなく、日々の業務の中で「この患者さんにはこう対応しよう」と考えながら仕事をしていたのであれば「自分の仕事に責任を持ち、患者さんに寄り添った看護ができる」という事が強みと言えます。
何気なく当たり前と思っていたことが意外にも強みになっている事もあるので、仕事面からだけではなく、自身の性格を客観的に見たり、周囲からどの様に見られているかヒアリングしてみる事も大切です。

4.転職活動の進め方を決める

在職中に転職活動を行うか退職してから転職活動を行うか、それぞれメリット・デメリットがありますが、自身にあった方を選択しましょう。

●在職中に転職活動を行うメリット・デメリット ブランク期間が空く事がないので、余裕をもって転職活動を行うことができます。
納得できる転職先がなければ、現職を続けるという選択も可能です。

デメリットとしては、時間に制約があるという点です。例えば応募書類を作成する時間、自己分析をする時間など、主に終業後や休日を使って行わなければならないため、転職活動が負担になる可能性があります。また面接に進んだ際は、予め休日を取得するなど調整が必要になるため、その点についても在職中に活動を行う際のデメリットになります。

●退職後に転職活動を行うメリット・デメリット 在職中に転職活動を行うデメリットが退職後に転職活動を行うメリットとも言えます。
時間に余裕を持って転職活動を行えること、急遽面接が入っても調整がしやすいという点がメリットとなります。

デメリットについては、希望の求人が見つからない場合や不採用が続いた場合、精神的な負担が大きいという点や収入面で苦しくなり、結局妥協して転職先を決めてしまうという点が挙げられます。


また転職活動のスケジュールは逆算して考えることをおすすめします。
いつから転職活動を始めるか」・「いつまでに新しい職場での就業を開始したいか」を先に決めましょう。
そうすることで、活動内容・スケジュールが明確になります。応募・面接から内定までの期間を1ヶ月、引き継ぎなどをふまえ退職まで2ヶ月とすると、3ヶ月前までには開始したほうがいいでしょう。
退職後に転職活動を行う場合も、同様に逆算してスケジュールを考えましょう。

5.求人を検索してみる

求人を検索してみる
2.で挙げた譲れない条件とこれだけは避けたいという条件をもとに求人を検索します。
求人数が少ないと感じたら、まずは譲れない条件の中でも優先順位をつけましょう。

譲れない条件の上位から少しずつ求人の絞りこみをすることで、ここまで理想に近い職場なら妥協できるという求人が出てくる可能性もあります。
譲れない条件なのでなるべく外さないで見つけられるのが一番ですが、求人数が少ない場合には選択肢を広げるためにも妥協できる条件を外してみるのも希望に近い求人を見つけるための一つの方法です。

6.転職を経験したことがある人の話を参考にする

初めて転職をする方は特に『これはどうしたらよいのだろう。』と迷ったり悩んだりする事があると思います。
そんな時は身近にいる転職経験者に話を聞いてみましょう。色々と参考になる情報を得ることが出来るかもしれません。

また身近に経験者がいない場合は、インターネットで転職体験談を検索してみたり、人材紹介会社などのエージェントに相談するのも一つの手です。
色々な話や情報を取り入れることで転職への不安や悩みが解決することもありますので、一人で抱え込まず積極的に周りの情報を取り入れるようにしましょう。


ここまで「転職を考えた時から始める事前準備」を挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか。
事前準備をしておけば、転職活動を始めようと思った時もスムーズに進めることができます。いざという時に慌てることのないよう準備はしっかりとしておきましょう。

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