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履歴書の書き方基本の<き>
公開日:2022/02/07 更新日:2022/02/07

ナース専科

転職の際に必要になる履歴書ですが、いざ履歴書を作成しよう!と思った時、困ってしまったご経験はありませんか?
履歴書のサイズは?手書きの方が良いの?
短期間の職歴って書かないとダメ?..etc

今回は看護師が履歴書作成前に抑えておきたいポイントを
まとめてご紹介します。

看護師の履歴書の書き方

目次

1.履歴書の種類・形式

履歴書の種類・形式
● JIS規格 メジャーな形式で基本的な項目が記載されており、学歴・職歴欄が多いのが特徴。社会人経験が長い人向け。

● 一般用 希望勤務日時の記載項目があったり、志望動機欄など全体的に記入欄が狭めのフォーマット。主にパートやアルバイト向け。

● 転職者用 職歴記入欄が広かったり、退職理由が記載できたりと転職回数が多くJIS規格の履歴書では書ききれない方向け。

社会人経験があり、転職用で使用するなら「JIS規格」「転職者用」の履歴書を選べば間違いありません。
また用紙サイズは国際基準のA4(見開きA3)と日本独自規格のB5(見開きB4)の2種類ありますが、文字が大きく書ける点や一般的に書類はA4である事が多いため統一感を考慮すると履歴書のサイズもA4がオススメです。

2.手書きorパソコン

昨今ではパソコンでの作成も一般的になってきておりますが、オンライン提出や作成の指定がなければ、丁寧さが伝わる手書きがオススメです。

手書きで作成する場合は、修正テープや修正液は使用しないようにしましょう。
また手書きでもパソコンでも書き終えた後の誤字脱字チェックをお忘れなく。

3.履歴書の項目

履歴書の項目
①日付 「提出日」を記入しましょう。郵送の場合は「投函日」を記入します。

②氏名 スペースに合わせて書きます。ふりがなは「ふりがな」であれば平仮名、「フリガナ」であればカタカナで記載します。

③生年月日 和暦、西暦を他の日付と統一して記載します。年齢は提出日(投函日)時点の年齢で記載します。

④住所 都道府県から丁目、番地、マンション名など省略せずに記載しましょう。例えば「1-2-3」ではなく「1丁目2番地3号」と正式に記載します。

⑤連絡先 繋がりやすい電話番号を記載します。項目があればE-mailアドレスも忘れずに記載しましょう。

⑥証明写真 提出日から3ヶ月以内の写真を使用します。スーツ、もしくはジャケット着用を。写真が剥がれてしまう可能性があるため、写真の裏面に氏名を記載しておくと安心です。

気をつけたいポイント

・証明写真はスナップ写真、プリクラはNGです。また帽子、サングラスの着用も止めましょう。

4.学歴・職歴

⑦学歴 最初に学歴を記入します。年月は生年月日や提出日の日付と統一して和暦か西暦で記載します。 転職の場合は基本的に高校卒業から記載します。この場合「〇〇高校」ではなく、「〇〇高等学校」と記載するようにしましょう。

⑧職歴 一般的な企業では「入社・退職」を用いますが、病院等の勤務経験の場合は「入職・退職」と記載します。短期間しか務めていない場合でも原則記載が必要です。

気をつけたいポイント

・短期間の勤務を省略して履歴書に書かなかった場合や在籍期間の変更、経歴詐称に当てはまり内定取り消しや、入職できても解雇になる可能性があります。

5.志望動機

⑨志望動機 伝え方次第で他の応募者と差がつく志望動機。限られた枠で好印象を与えられる文章を考えなければならないため、苦手とする方も多いと思います。

志望動機に織り込みたいポイントは以下の3つです。
  • なぜその施設を応募したのか
  • 自分のスキルをどう活かせるか
  • 将来的なビジョンについて
● なぜその施設を応募したのか 特殊なケースでなければ同様の施設は数多くあります。その中で「その施設でなければならない理由」をしっかり書くようにしましょう。ホームページなどがある場合は施設の特徴や理念など事前のリサーチが大切です。またホームページなどがない場合は、求人情報から求められる人材や施設の特徴欄を参考にすると良いです。

● 自分のスキルをどう活かせるか まずは自己分析で今までの経験から得た自身の強みを洗い出します。その強みが応募先の施設にどのように活かせるかという事を具体的に示すことで、施設側も求める人材とマッチングさせやすくなります。

● 将来的なビジョンについて 入職し将来的にこのポジションに就きたい、というだけでは漠然としてしまいそのポジションでどのような事がしたいのかが伝わりません。「将来的にこのポジションに就き、この様な事をやりたい」という所まで記載できれば、相手にも入職してからどのようなキャリアビジョンを思い描いているかが伝わり、ポジティブな印象を与える事ができます。

上記3点を踏まえ、長々と書くよりもポイントを押さえて簡潔的な文章にすることで、相手により伝わりやすくなります。

特に中途採用の場合は「即戦力」「経験」の部分をアピールするようにしましょう。
ただ簡潔な文章を意識しすぎて将来的なビジョンや応募理由が漠然としたものにならないように注意が必要です。

気をつけたいポイント

・志望動機が相手から求められている要項からかけ離れてしまうと、的外れな志望動機となりマイナス評価に繋がります。求人情報をしっかり確認しましょう。

6.本人希望記入欄

⑩本人希望記入欄 先方に伝えておかなければいけない事、譲れない条件などを記載します。
特段何もない場合は「貴社の規定に従います」と書くのが一般的です。

ここで色々と自身の希望を書き込んでしまうと、相手からは全て譲れない条件と判断されてしまう可能性があるため注意しましょう。
募集しているポジションが複数ある場合の希望ポジション、勤務地、入社希望日などは記入欄に予め書いておいても問題ありません。

一方、給与面や待遇に関しては記入欄に書かず、面接などですり合わせるようにしましょう。

7.職務経歴書の書き方

履歴書に添えて提出する職務経歴書。履歴書を購入した際、一緒に付属されていればそちらを利用できますが、付属されていない場合は自身で作成します。

履歴書はある程度フォーマットが決まっているのに対し、職務経歴書は指定がある場合以外は自由書式です。と言っても自分を先方に売り込むための大切な書類ですので「相手が読みやすい」ものを作成しましょう。

「勤務先」「職種」「規模」などの概略、「勤務年数」「経験」「スキル」などが見やすい形で記載されており、A4用紙3枚程度に収めるのが一般的です。スペースに余裕があれば、『この人にあってみたい』と思ってもらえるよう、さらにアピールポイントなどを追加しやる気や熱意を伝えられるとベストです。

気をつけたいポイント

職歴が多い場合は必ずしも3枚以内に収める必要はありません。職歴を省略せず全て記載します。その中で『この勤務先の経験は活かせる』『アピールしたい』と思う部分は重点的に記載するようにしましょう。

履歴書作成の基本的な部分をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
履歴書は相手に自身を知ってもらうツールの一つですので、丁寧にわかりやすく作成する事が大切です。

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